南アフリカ

南アフリカ共和国に留学するとどのようなメリット・デメリットがあるのか、経験者が徹底解説します。

留学に行くことを決めたら次に悩むのが留学先です。

どこに行けば自分にあった留学ができるのか、留学に失敗したくないと考えるのは当然です。

今回は複数の国に留学経験のある筆者が1番おすすめする南アフリカ留学について紹介します。

南アフリカは「日本人に会いたくない」と考える人や「冒険家気質」な人に特におすすめな国です。

留学先に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

こんな人におすすめ

南アフリカは「冒険家気質」の人や「日本人に会いたくない」と考える人に特におすすめな国です。

南アフリカは公用語が11個あったり、過去にアパルトヘイトの歴史があったりと他の国とは一味違った背景を持っています。

そのため地域によって文化が全く違ったり、日本ではありえないような経験ができます。
知らない場所をどんどん開拓していきたい、刺激的な経験をしてみたいと考える人にもってこいの環境です。

また、日本人にとってはマイナーな留学先ということもあって日本人はほぼいません。

そのため「冒険家気質」の人や「日本人に会いたくない」と考える人に特におすすめな国なのです。

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南アフリカ留学のメリット

続いては具体的に南アフリカに留学するメリットを紹介していきます。

自然豊か

南アフリカ共和国は太陽の国と言われるほど年間を通して晴天の日が多く、温暖な気候が特徴的です。

アフリカというだけで広大な自然を想像する人も多いかと思いますが、南アフリカも想像通り自然が豊かです。

国内にはサファリを体験できる国立公園がいくつもあり、さまざまな生物を観察することができます。
ケープタウンにあるビーチでは野生のペンギンを観察することもできます。

大航海時代にヨーロッパの旅人が必ず通った喜望峰や、ネルソンマンデラが収監されていたロビン島など歴史的な名所も沢山存在します。

日本人がいない

南アフリカは滞在している日本人が少ないことも特徴の一つです。

海外留学あるあると言っても過言ではないのが「現地で結局日本人の友達が沢山できてしまう」ことです。

ですが南アフリカは心配無用、日本人がそもそもいないから。
ちなみに筆者は半年間留学しましたが学内で日本人とは1度も遭遇しませんでした。

街や観光名所では何度か見かけましたが、それでもほぼ日本人とは遭遇することなく留学を終えました。

日本人どころかアジア人の比率もかなり少ないため、南アフリカは日本人を避けたい留学生にはもってこいの環境です。

唯一無二の留学経験になる

あなたの周りに「アフリカに行ったことがある」って人はどのくらいいますか?

アフリカに行くという経験だけでもかなり珍しい経験になります。

それがアフリカに留学していたりアフリカに住んだことがあるとなるとその経験はさらに希少になります。

仮に留学後、日本国内で暮らす事になってもアフリカへ留学していたという経験そのものが話のタネになることは間違いありません。

実際に筆者も、旅先や居酒屋などで新しい人と出会う際に南アフリカの話をするとかなり盛り上がります。
就職の面接などでも鉄板ネタでした。

自分だけの留学経験をしたいと考える方にとって南アフリカはうってつけの環境です。

周辺国へ気軽にいける

南アフリカ留学は国内だけでなく周辺国へ気軽にアクセスできるという点でもおすすめです。

南アフリカ周辺で筆者が強くおすすめしたいのがジンバブエとザンビアの国境に位置するヴィクトリアの滝と主にナミビアに位置するナミブ砂漠です。

ヴィクトリアの滝は南米のイグアスの滝、カナダのナイアガラの滝と並んで三大瀑布となっており世界遺産にも登録されています。

迫力満点で筆者が今までの人生で見た景色の中でもダントツ一番の景色です。
ナミブ砂漠も世界遺産に登録されており、存在し続けている世界で一番古い砂漠と考えられています。

このほかにもさまざまな名所が存在しますが、これらの名所に気軽にアクセスできる点も南アフリカに留学する大きなメリットではないでしょうか。

南アフリカ留学のデメリット

続いて南アフリカのデメリットについて紹介していきます。

治安

まずは皆さんが気にするであろう治安についてです。

南アフリカの治安は決して良いとは言えません。
夜一人で出歩く、歩きスマホ、お尻のポケットに財布など日本の常識に従って行動していると危ない目に会ってしまう可能性があります。

そのため日本のように外でも自由な生活ができないという点が気になる方は避けた方が良いかもしれません。

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日本人がいない

先ほどはメリットとして紹介した日本人がいないという点はデメリットにもなります。

カナダやオーストラリアなど日本でメジャーな留学先には日本語が話せるスタッフがいたりします。

ですが南アフリカでの日本語サポートは期待しない方が良いです。
日常生活において日本語がない環境というのはかなりプラスになるのですが、緊急時は頼れる人がいた方が良いものです。

最低限の英語がわかれば問題ありませんが、本当に何も分からないと緊急時に苦労するかもしれません。

南アフリカに留学する上での注意点

最後に南アフリカに留学する上での注意点を紹介します。
南アフリカ留学ではこれから紹介する点に注意しておけば充実した留学生活を送ることができますのでぜひ選考にしてみてください。

リスク管理

先ほど紹介したように、南アフリカは日本並に治安が良いとは言えません。

そのため、歩きスマホや一人行動を避けることはもちろんですが、財布を複数個に分けるなど被害にあった時のことを考えた対策をしておくこと必要があります。

また、もし強盗などに被害に遭ってしまった時は無駄な抵抗はせず指示に従うようにしましょう。

命が何よりも大切です。

多様性を受け入れる

南アフリカは公用語が11個存在するなど様々な民族や考え方の人が暮らしている国です。

そのため各地域ごとに文化が異なります。
南アフリカで暮らす上ではその多様性を尊重するようにしましょう。

アパルトヘイトがあった南アフリカ人には外部の人間を簡単に信用しない気質があります。

郷に入っては郷に従えという言葉があるようになるべくその土地の文化を尊重して暮らすことが南アフリカで上手くやっていく秘訣です。

まとめ

メリットやデメリットを色々と紹介しましたが、筆者は南アフリカに留学できて本当に良かったと思っています。

日本人にとってマイナーな国かもしれませんがだからこその魅力が沢山あります。

日本人なしの環境が良い、刺激的な経験をしたい、冒険家のような気分を味わいたいという方はぜひ南アフリカを留学先に検討してみてください。