今回は南アフリカの言語について紹介していきます。
南アフリカ留学を考えている人や旅行で南アフリカに行く予定がある人は参考にしてください。
南アフリカと調べたときに公用語が11個あるという情報を目にした人はたくさんいるかもしれません。
ですが南アフリカでは英語が通じます。
そして、日本人がほぼいないため留学生にとっては嬉しい国となっています。
公用語が11個あるため、沢山の文化圏が存在するため観光したい方にとっても見どころが沢山あるのでオススメです!

南アフリカは公用語が11個⁉

南アフリカを調べていてまず驚くのが公用語が11個あるということです。
英語やアフリカーンス語、コサ語、ズールー語など本当に様々な言語が存在しています。
そのなかで最も話している人の割合が大きい言語はズールー語です。
南アフリカに住むズールー族の95%(900万人)が話しているとも言われています。
ちなみにアパルトヘイトはアフリカーンス語で「隔離」や「分離」という意味の言葉で、そのアパルトヘイトの廃止に大きく貢献したネルソンマンデラ大統領は͡コサ語を話していると言われています。
1994年の新憲法制定時にアフリカ言語の諸語保護を掲げた南アフリカでは公用語が11個に設定されました。
イメージとしては日本で言うと各県ごとに公用語が分かれているというようなイメージになっていて、言語ごとに独特の文化圏を築いているため、これから南アフリカを訪れる方は言語に注目してみても面白いかもしれません。
特にコサ語の発音は面白いので教えてもらうのもオススメですよ!
南アフリカでは英語が通じるのか

公用語が11個あると聞いて皆さんが気になるのが英語が通じるのかという点だと思います。
結論を言うと英語は通じます。
イギリスの旧植民地だった南アフリカではアパルトヘイトという人種隔離政策が長い間行われていました。
そのため政治や経済、教育の場ではイギリス人が常に優遇されてきました。
彼らが使っていた英語を用いて政治や経済活動、教育が行われてきた歴史があります。
またエリート層は皆英語を主に使っているため、現在は英語が公共の場では主に使われています。
そのため南アフリカの人はそれぞれの言語を持ちながらも第二言語として皆、英語を話すことができます。
※南アフリカはイギリス英語です。
1994年までは政治は英語とアフリカーンス語の2言語で情報発信されていたようですが今では英語のみです。
イメージとしては、各県ではそれぞれの言語があるが、日本としてはすべての情報を英語で発信しているというイメージです。そのため各県に住む人は自国の情報を掴むため、隣県の人とコミュニケーションを取るために英語も話せるようになっています。
南アフリカに英語留学した感想
僕は南アフリカのケープタウンに4か月間留学をして英語を学んでいました。
ここではその時の経験からこれから留学を検討しているあなたが気になるであろう項目について徹底解説していくと思います。
先生の質について

先生の質については、僕の主観が入っているかもしれないので参考程度に聞いてほしいのですが、すごく良かったと思っています。
カナダに留学していた経験もあるのですが、カナダのネイティブの先生と差は全く感じませんでした。
むしろ、南アフリカの先生の方が小さいころ自分も英語を勉強して話せるようになった経験があるので第二言語として教えるという意味では生徒の立場に立ってくれていたようにも感じます。
南アフリカの学校はどの学校もイギリスやカナダなど英語留学の王道的な国と比べると小さめな分、先生が生徒の顔を覚えてくれたり、授業の後に一緒に出掛けたりできるなどとてもフレンドリーな印象がありました。
結論は学校の先生の質を心配する必要はありません。
日本人比率はどのくらい?

僕は語学学校に4か月間しか通っていなかったのですが、僕が通っている間は日本人は1人もいませんでした。
また学校の先生の話によると過去にも日本人生徒は片手で数えるほどしか受け入れていないと言っていました。
また、他の学校に顔を出したこともあったのですが、その時も日本人の姿はなかったので全体としてかなり日本人は少ないと言えます。
語学にはアフリカ諸国の生徒やヨーロッパ、サウジアラビア、ブラジルから来た留学生が多く比較的偏りは少なく多国籍な学校でした。
留学において、英語をアウトプットする機会というのは先生の質以上に大切なポイントなので、その点において南アフリカのケープタウンは日本語を使う機会がそもそもないので最高の留学先と言えるでしょう。

治安は意外と良かった⁉

南アフリカへの留学をする際に最も悩むポイントが治安についてです。
治安が不安で留学を断念する人が僕の周りにもたくさんいました。
南アフリカの語学学校はほとんどケープタウンにあるので、ケープタウンの学校に行くということを前提に説明させていただきます。
結論は治安は普通です。
語学学校があるような地域は基本的に富裕層が住むエリアです。
南アフリカやケープタウンで調べた際に出てくる治安が悪い場所や犯罪が多発する場所には語学学校はありません。
また、普通に生活をしていればそういった場所に近寄る機会はありません。
つまり留学をするだけであれば皆さんが想像するような事件に巻き込まれる確率は日本と同じくらい低いです。
実際に僕が留学していた4か月間で危ない目には一度もあっていません。
むしろ、留学生に人気のカナダの方がホームレスに絡まれるなど危ない経験をしました。
なので治安を気にして南アフリカに留学することを躊躇している方は、他の国と変わらないと思ってください。
アクティビティの豊富さ

留学を検討する際に意外と大切なのがアクティビティの豊富さです。
アクティビティは周りの留学生と仲良くなるための絶好の機会であり、英語学習を頑張った自分への週末のご褒美でもあります。
南アフリカといえば大自然です。
皆さんが想像しているようなサファリに行けることはもちろん、世界で一番高いバンジージャンプに挑戦することもできれば、スカイダイビングや川下りなど自然豊かな南アフリカだからこそ体験できるアクティビティが数え切れないほどあります。
また南アフリカはワインの産地としても有名で、ワインツアーはお酒があまり好きな人でも美味しく飲めるので本当にオススメです。(僕はお酒は苦手でしたが南アフリカのワインは美味しかったです)
他にもテーブルマウンテンやライオンズヘッドをハイキングしたり、ビーチで日向ぼっこしたり英語学習以外のリラックスする手段が他の留学先に比べても明らかに豊富です。
もちろん日本人が少ないのでアクティビティを100%英語環境で楽しめることで日常会話力も同時に身につきます。
留学中にオススメの場所

最後にあなたが南アフリカに留学した際に必ず行った方が良い場所を紹介します。
それは教会です。
僕はアンゴラから来た友人と一緒に毎週水曜日と日曜日に教会へ行っていました。
何故協会がオススメかというと、教会に行けば現地の友人ができるからです。
教会には現地の人が集まるため、アジア人がいると100%声をかけられます。
そこから現地の人脈を作ることができると、アクティビティでは経験できない体験ができます。
僕は実際に現地の人脈を使って黒人居住区に2泊3日行ってきました。
その地域は犯罪が多発している危険地域なので普通は近寄ることができません。
しかし、街で作った人脈を通じて行けばお客様として歓迎されるため安全に訪問することができます。海外で本気で現地の生活を体験する貴重な経験ができました。
他にもパーティに招待されたり、美味しいお店に連れていってもらうなどかなり美味しい思いをしました
僕の例のように現地の友人ができるだけで経験の幅が広がります。
そして僕の経験上、最も簡単に現地の友人を作れる場所が協会なので是非行ってみてください。
他にも現地の人は留学生と比べると当たり前ですが、英語のレベルが高いので自分の英語力が上がるというメリットもあります。
南アフリカ留学はオススメできるのか

僕はもしあなたが南アフリカ留学を検討しているなら120%行った方が良いと思います。
ここまでも沢山の南アフリカ留学のメリットを紹介してきましたが、やはり日本人がいないということが一番大きなオススメのポイントです。
留学に行く前は日本人とは話さないと決めている人はたくさんいると思うのですが、実際に現地に行くとキツいです。
やはり困ったときは日本人に頼りたくなるものです。
それができないため最初は大変ですが、それを乗り越えたときに英語力だけではなく、自分に自信がつきます。
僕は留学に行って人生が大きく変わったので、あなたにも南アフリカ留学を自信をもってオススメします。
まとめ
いかがでしたか?
南アフリカ留学は周りに前例が少ないため、周りの人には驚かれるかもしれませんが実は他の国とは大差はありません。
むしろ環境はどの国よりも英語学習に向いています。
この記事をみて南アフリカに行ってみたいと思ったかたは是非他の記事も参考にしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。