就活はなんとかなると聞いたことはありますか?
筆者が就活をしていて困っているときに先輩から結局なんとかなるから大丈夫だよと言われたことをよく覚えています。
実際厚生労働省が出している調査でも9割以上の人がなんとかなることが明らかになっています。
今回は就活がなんとかなるという論争について考えてみます。
就活はなんとかなると言い切れる証拠
就活はなんとかなると言われても信じられないあなたのためにまずはそう言える根拠をお伝えします。
厚生労働省が調査した令和2年度大学等卒業者の就職状況調査によると就職希望者の96.3%は内定が決まっています。
96.3%の学生が無事に内定をもらっていることは厚生労働省の調査から分かっているので就活はなんとかなるという意見にも根拠があることがわかります。
なんとかならない人が3.7%いて不安と思う方もいるかもしれませんが、96.3%の学生がなんとかなるということは適度に準備をした状態で選考を受ければどこかしらからは内定をもらえるので過剰に心配することはないと言えます。
就活はなんとかなる

お伝えした通り、就活はなんとかなります。
少子高齢化が進む日本では生産年齢人口が年々減少しています。
定年が60歳から65歳になるという話が出てきているくらいですからそもそもこの国には働く人が不足しています。
企業を選ばなければ内定自体をもらうことはそんなに難しいことではありません。
そんな状況だからこそとりあえず働ければ良いと思っている人は確実になんとかなります。
なんとかなった後のことを考えてみる
仮に就職活動がなんとかなったとして、なんとかなった後のことを考えてみましょう。
就活においてなんとかなったというのはとりあえず内定をもらえた状態です。
しかしそのような就活の終わらせ方をしてしまった場合は、企業と自分の方向性の違いや、やりたいこととのギャップに苦しむ社会人生活となってしまいます。
仮に就活がなんとかなったとしてもその後に待ち受けている社会人生活のことまで考えてみてください。
本当に大丈夫ですか?
それでもとにかく働ければ大丈夫と思っている人はマジでなんとかなるので安心して就職活動をしましょう。

納得内定をもらいたければ頑張りましょう

就活はなんとかなると言いましたが、それは働く場所や環境にこだわらなかった場合の話です。
あなたに行きたい企業や業界があるのであればになんとかなるほど就活は甘くありません。理想を叶えるには適切に頑張る必要があります。
特に最近は就活が早期化していたり、コロナの影響で情報収集戦になっていることもあり何もしないでいるとあっという間にライバルたちに置いて行かれてしまいます。
何事もそうですが、努力しないで手に入るものはありません。
あなたの理想を叶えるためにもなんとかなるだろうという考えは諦めてしっかりと準備して就活に臨みましょう。

なんとかなるという考え方は大切
少し厳しいことを言いましたがなんとかなるという考え方は大切です。
就活うつという言葉があるほど追い込まれることのある就活において心の余裕があるのとないのとでは大きな違いです。

就職先が決まらなくて焦っているときは9割以上の人が内定をもらっているしなんとかなるでしょと考えて心に余裕を作ってあげてください。
それでも不安な人は、就活をサポートしてくれるエージェントの力を借りて効率的に就活を進めるのもオススメです。
まとめ
「就活はなんとかなる」これは厚生労働省のデータからも分かる通り本当のことです。
企業を選ばなければ内定をもらうこと自体は難しいことではありません。
ですがもしあなたに行きたい業界、就きたい仕事があるのであれば何もしないで辿り着けるほど甘いものではありません。
なんとかなるでしょと心に心に余裕は持ちながらもしっかりと準備をして内定をもらえるように頑張りましょう。