留学に向けてお土産の準備をしている人が必ず悩むのが、「外国人って何をあげたら喜んでくれるんだろう?」ということです。
僕も留学前は何を持っていこうかとても悩みました。
そして考えに考えた末にある5つのものを持っていきました。
それがきっかけで留学先で友達ができたりもしたので、今回は何を持って行ったか、選ぶ際に意識したことについて紹介していきます。
留学先でお土産は渡すべきか?
まずはそもそもお土産は必要なのかという点を説明していきます・
結論から言うと、お土産は必要です。
ただ、旅行に行った際に友人や家族に渡すお土産のようなしっかりしたものではなく、受け取る側が気楽にもらえるようなものにしましょう。
たとえば、学校で友達からお菓子をもらうときは気軽に受け取れますよね?
でも、ぬいぐるみなどを突然渡されても困ると思います。
それと同じような感覚です。
また、お土産を渡す際には必然的に会話をすることになります。
留学したばかりの頃は英語力への自信のなさや、異国の地ということもあり、周りに頼れる人がいません。
お土産は相手が喜んでくれるということもそうですが、自分がその地で生活するために必要な人脈を作ることにも役立つので必ず持っていくようにしましょう。
お土産を渡す目的
続いてはお土産を渡す目的についてです。
そもそもあなたはなぜお土産を持っていこうとしていますか?
これからお世話になるホストファミリーに対しての挨拶ですか、学校で出会う友達への挨拶代わりに持っていこうとしていますか?
僕はお土産を親しくなるためのキッカケ作りのために持っていきました。
お土産を渡すときには必ず会話が発生します。
会話は仲良くなる最大のチャンスです。
これからの生活を支えてくれる友達や相談に乗ってくれるホストファミリーとの関係を築く第一歩です。
だからこそ、自分がそのお土産を渡す際にどんなことを伝えて、どうやって仲良くなるかまで考えてお土産を選ぶと良いかもしれませんね!
喜ばれるお土産を選ぶ際の5つのポイント
つづいては実際に僕がお土産を選ぶ際に重視したポイントや留学してから重要だと思った点について紹介していきます。
現地に日本人がどのくらいいるか
まず1つ目は現地の日本人の数です。
現地に日本人がたくさんいるということはその学校にもある程度の数の日本人がいることが予想されます。
またホストファミリーも同様に過去に日本人を受け入れた経験がある可能性が高いです。
そんな場所にどんなお土産を持って行った方が良いかよく考えてみてください。
彼らはこれまでにも沢山の日本のものを受け取った経験があります。
だからこそ自分にしか渡せないものを渡しましょう。
エピソード付きで渡せると同じものでも楽しい時間を提供できます。
なので、ザ・日本みたいなものではなくとも、自分の地元のものや好きなものを選んでみてもエピソード付きで話せるからオススメですよ!
食事への制限
2つ目は食事への制限についてです。
食事への制限と言ってもアレルギーなどのことを言っているわけではありません。
日本ではあまりなじみがないかもしれませんが世界には宗教上の理由である食材は食べれないといったことがあります。
例えば僕が留学した際に出会ったサウジアラビアの友人は宗教上の理由で豚肉は絶対に食べませんでした。
日本人が当たり前に食べているものも相手にとっては禁止されているものだったりもするので、渡航前に留学先のことを調べて宗教や食文化について調べておくことをオススメします。
持ち込み制限
3つ目は持ち込み制限についてです。
海外にはそもそも持ち込めないものがあります。
特に食品類には注意が必要です。
自分で作ったものや生ものは厳しくチェックされる恐れもあるので、避けた方が良いでしょう。
何が厳しくチェックされるかは国によっても異なるので事前に調べておくことをオススメします。
そもそも持ち込み制限に該当するようなものはお土産には不向きなことがおおいのであまり心配することはないかもしれませんが、一応注意してください。
高すぎない値段設定
4つ目は価格についてです。
あなたは友人からお土産をもらった際にそれが明らかに高価なものだったらどう思いますか?
もちろん嬉しい気持ちもあると思いますが、自分も何かお返しをしないとと思う人が多いと思います。
それと一緒で高価すぎるお土産は相手に気を使わせてしまう原因になってしまうかもしれません。
なので、お土産は明らかに高価に見えるものは避け、相手が軽い気持ちで受け取れるようなものにしておくと良いでしょう。
自分が好きなものかどうか
5つ目は自分が好きなものかどうかです。
お土産を渡す目的は相手と親しくなることです。
そのためには何を渡すかも大事ですが、それ以上にそのお土産を渡すことをキッカケにどんな楽しい時を過ごせるかの方が重要です。
そのために1つ目のポイントで言ったように自分が好きなものや地元のものであればお土産と一緒に自分のエピソードを紹介することができます。
お土産+エピソードを相手に提供できればその時間は相手にとっても唯一無二のものになること間違いありません。
お土産はあくまでもキッカケに過ぎないので、どうせなら沢山お喋りできるように自分の好きなものを渡すようにしましょう。
自分の好きなものであれば日本にいる間にどんな話をするかの準備をすることもできますよ!
留学時に喜ばれるオススメお土産5選
ここからは具体的にどんなお土産が喜ばれるかを紹介していきます。
また、ここで紹介したお土産は僕が留学先で渡して実際に喜ばれたものなので参考にしてみてください。
折り紙
1つ目は折り紙です。
折り紙をオススメする一番のポイントとしては、一緒に楽しめるという点です。
何度も言いますがお土産の一番の目的は仲良くなることです。
折り紙は渡しただけではただの紙切れですが、一緒に何かを作ることで初めて日本独特のお土産に変身します。
折り紙を一緒に作りながら、様々な話をすれば留学初日に友達がたくさんできること間違いなしです!
実際に僕は折り紙を使って10人くらいを集めて、ご飯に行ったり、カナダでバイトをしている時にお客さんと一緒に折り紙を作ってチップを余分にもらったりしていたので、外国の方は折り紙に興味津々なこと間違いなしです!
個人的にはイチオシのお土産です!
5円玉
2つ目は5円玉です。
「え?お金?」と思ったそこのあなた。
海外では穴が開いた硬貨は珍しいです。
また、日本では5円玉は神社でお願い事をするときにお賽銭として使うことが多いです。
そういったエピソードを5円玉を見せながら話してあげれば盛り上がること間違いなしです。
僕も留学中はとりあえず財布に5円玉を入れていたのでオススメです!
書道セット
3つ目は書道セットです。
書道セットはセット自体をプレゼントするというよりは、相手の名前を書いてあげると喜んでくれます。
留学中によく言われるのは、私の名前は日本語でどうやって書くの?です。
アルファベットを使わない日本語は外国人にとってとても新鮮です。
沢山の人が興味津々で自分の名前を聞いてきます。
僕もひらがなやカタカナで書いてあげたり、漢字で当て字をして名前を書いてあげていました。
そこで書道セットを使って筆を使って名前を書いてあげれば大喜びされることは間違いありません。
そこで、僕は書道セットをオススメします!
インスタント味噌汁
4つ目はインスタント味噌汁です。
留学先でよく聞かれるのが日本食についてです。
日本食は海外にはない味付けであったり、生ものを食べたりする特徴的なものです。
そして、日本食の話で盛り上がっている時に「食べてみる?」と一言言えれば人気者になれること間違いありません。
そんな時に役立つのが、インスタント味噌汁です。
インスタント味噌汁のよいところは5分あればできるということです。
短時間で簡単に日本食を経験させてあげることができるインスタント味噌汁は僕の留学中にも大活躍したので是非持って行ってみてください!
文房具
5つ目は文房具です。
特に人気があるのが面白消しゴムです。
スポーツ用品の消しゴムや料理の形の消しゴムが良く売っているかと思います。
海外で、そういった面白消しゴムを売っているところを僕は見たことがありません。
実際に僕もなんとなく持って行ったサッカーボールの消しゴムがなぜか大人気で最初はびっくりしましたが、誰に見せても反応が良かったので海外では珍しいもののようなので、意外だとは思いますが試しに持って行ってみてくださいね!
まとめ
いかがでしたか?
お土産選びの参考にはなりましたか?
あくまでもお土産は仲良くなるためのキッカケです。
どんなに良いお土産でもその後の盛り上がりが少なかったら、その後に行きません。
僕の結論は自分独自のエピソードがあるものや一緒に楽しめるものを持っていくことを強くオススメします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。