就活

自己分析が終わらない就活生が絶対にやるべきこと。自己分析が終わらない理由も解説します。

こんにちは。

「自己分析はなるべく早く終わらせておいた方が良い。」このようなアドバイスを就活をしていると一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

そんなアドバイスを聞いて自己分析を進めたものの「自己分析が終わらない」「自己分析が終わっていないから中々志望企業が定まらない」と就職活動に悩む学生は毎年たくさんいます。

今回はそんな悩める就活生のために自己分析について解説していきます。

自己分析が終わらないと何故感じるのか

自己分析が終わらないと悩む就活生にまず言いたいことがあります。

「自己分析は一生終わりません」自己分析が終わらない理由は下記の通りです。

  1. 自己分析には正解が存在しないから
  2. 自分の価値観は日々変化するから

それぞれ詳しく解説します。

自己分析には1つの答えが存在しない

自己分析が終わらない理由の1つ目は「自己分析には1つの答えが存在しない」ことです。

そもそもあなたにとっての自己分析の目的はなんですか?

就職活動をきっかけに自己分析をしている人にとっての目的は「自分の強みや弱み、価値観を理解して言語化すること」であることが多いです。

しかし、同じ出来事でも感じ方は周囲の環境などその時の状況によって大きく異なります。
また、自己分析では基本過去のことを振り返ることになるため現在の状況によっても実際にその時に感じていた想いとはブレる可能性すらあります。

例えば「粘り強く諦めない」という長所だって言い方や捉え方次第では「頑固」という短所になりかねません。そのくらい自己分析とは本人の捉え方や周囲の環境によって左右されるものなのです。

にも関わらず完璧な1つの答えを追い求め過ぎて自己分析が終わらないと感じてしまうのは割とよくあるケースです。
まず、自己分析の結果は常にアップデートされるということを理解してください。そして常にアップデートが必要な自己分析が終わらないのは当たり前のことなのです。

自分の価値観は日々変化する

自己分析が終わらない理由の2つ目は「自分の価値観は日々変化する」ということです。

あなたは毎日沢山の情報を目にしたり、様々な人と出会っているはずです。

食事やファッションの好みが変化するように、徐々にではありますが自分の中で描く将来像や理想像といった価値観も変化しています。

そのため1ヶ月前に考えていたことと今考えていることが異なっていることも当然あることです。
毎日徐々に変わっていく自分の価値観に1つの答えを当てはめることなどできるはずがありません。

そこで、自己分析は「終わらせるもの」ではなく「常に向き合うもの」と考え方を変えることをオススメします。

そもそも自己分析が終わらないのは当然のことなのです。

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自己分析が終わらないと感じた時にするべきこと

続いては自己分析が終わらないと感じた時にすべきことを紹介します。

もしあなたが自己分析が終わらないと感じているのであれば、思い切って気になる企業にエントリーしてしまいましょう。
自己分析が終わっていないのにエントリーしても良いの?と思う方もいるかもしれませんがそれでもエントリーすることを筆者は強くオススメします。

そもそも何故あなたは自己分析をしているのでしょうか。

筆者の場合、様々な目的がありましたが就活において自己分析をする最終的なゴールは「志望企業から内定をもらうこと」でした。

自己分析を終えることは最終的な目的を達成するための通過点でしかありません。
にも関わらず自己分析が終わらないことで就活に自信を持てない人が多いことは事実です。

そんな時は思い切って後回しにしてしまいましょう。
就活において大事なのは志望企業に自分という人間を売り込むことです。

売り込むといっても闇雲に売り込めば良いわけではなく、企業の価値観に沿って売り込んだり、他の就活生と差別化をする必要もあります。

自己分析を進めると「自分のこと」は理解できますが、実際に企業からはどんな人材が求められているのかや他の就活生の状況などはどうしても把握しにくいです。

そこでまずは自己分析を飛ばしてエントリーすることで、企業が何を求めるのか、自分が差別化できる点は何なのかを把握することから初めてみることをオススメします。

また、エントリーするとESを書いたり面接をするなどアウトプットの機会が生まれます。
そこでフィードバックをもらうことで自分では気がつけなかったことが見つかることもあるためある意味自己分析だと思ってエントリーしてみても良いかもしれません。

※まずは大本命以外を受けてみることを推奨します。

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自己分析はどのくらいやれば良いのか

最後に自己分析はどのくらいやれば良いのかという点について解説します。

「志望企業に合わせて自分のアピールしたい一面を言語化できるようにする」自己分析のゴールはこれです。

1つの答えを作るのではなく自分には様々な側面があることを理解し、それぞれの自分を説明できるようにしておきましょう。

自己分析が終わらないと悩んでいるかあなたが最低限言語化できるようにしておいた方が良い要素は以下の4つです。

これが言語化できれば自己分析は終わったと思っていただいてオッケーです。

  1. 強み
  2. 弱み
  3. 好きなこと
  4. 大切なこと

強み

自身の強みを相手に説明できないと「企業があなたを採用するメリット」が伝わりません。

最低限1つは用意しておきましょう。

3つくらい用意しておくと企業によって何を出すか選べるのでできる人はやってみましょう。

弱み

自身の弱みを説明できないと「自分のことを客観視できない人間」というイメージを相手に与えてしまいます。

これも必ず用意しておく必要があります。

弱みに関してもその企業や職種にとって致命的な弱みにならないよう複数用意しておきましょう。

好きなこと

好きなことは志望動機を伝える際に役に立ちます。

好きなこと自体は1つでも問題ありませんが、志望する企業に合わせて何故好きなのかという理由を変えた方が良いです。

好きな理由を複数言語化できるようにしておきましょう。

大切なこと

大切にしていることに関しては面接で使う機会はあまりないかもしれません。

ですが大切にしていることが言語化できるレベルまで明確になっていると志望業界や職種を絞り込む際に有効活用できます。

大切にしていることに関しては複数考えて順位付けしておくことをオススメします。

まとめ

以上、自己分析が終わらないという人のために何をすれば良いのかを解説しました。

結論として、「自己分析は終わらせるのではなく常に向き合う」これが1番大切なことです。

自己分析に正解など存在しないので「今の自分はこんな感じ」と気楽に望むことが1番です。

自己分析をする上でオススメの書籍も紹介しているので参考にしてみてくださいね。

最後までご覧いただきありがとうございました。