旅レポ

石垣島のキャンプ場「伊野田オートキャンプ場」でキャンプしてみた。施設情報についても徹底解説。

「南国でキャンプがしたい!」と思って石垣島で利用した「伊野田オートキャンプ場」が最高のキャンプ場でした。

今まで訪問したキャンプ場の中でもダントツトップの満足度です。

そんな伊野田オートキャンプ場について備忘録として、あるいはこれから伊野田オートキャンプ場に行く人の参考になればと思い、書き残します。

伊野田オートキャンプ場の基本情報

まずは伊野田オートキャンプ場の基本情報です。

住所 〒907-0023 沖縄県石垣市字大川345番地
電話番号 0980-83-4373
公式サイト http://inodacamp.com/



伊野田キャンプ場は石垣島の北部に位置するキャンプ場です。

空港からのアクセスは車で15分です。
車がなくてもバスを利用すればキャンプ場まで行くことが可能です。

伊野田オートキャンプ場内のマップは画像の通りです。

フリーテントサイトやオートサイト、キャンピングカーのサイトなど様々なスタイルでキャンプを楽しめるようになっています。

価格については下記の通りです。(2022年2月時点)

区分 価格

フリーテントサイト

デイキャンプ(日帰り) 1人(小学生以上) 260円
宿泊キャンプ 1人(小学生以上) 520円
オートキャンプサイト オートキャンプ 1区画(1組) 3,250円
キャンピングサイト キャンピング 1区画(1組) 4,550円
フリーテントサイト BBQ 大人 500円
小学生 200円
未就学児 無料


気軽に利用できるような価格に設定されており、とても良心的です。

伊野田オートキャンプ場の施設情報

続いては施設の情報です。(2022年2月時点)

シャワー ◯(温水シャワーが200円で7分間)
トイレ ◯(3箇所)
トイレの綺麗さ かなり綺麗
水場
売店 近くに売店有り
自動販売機 ◯(2箇所)
スマホの電波 良好
薪の販売 落ちてる木を拾うスタイル
ゴミ捨て場 有り(用分別)
駐車場
予約の有無 混んでなければ当日でもオッケー


かなり施設が充実した石垣島のキャンプ場です。

キャンプ用品のレンタルも行っているため初心者の方は手ぶらで訪れてもキャンプを楽しむことができます。

キャンプ初心者の方も分からないことがあれば管理棟にいるオーナーがなんでも教えてくれるので安心してください。

オーナーはキャンプのことだけでなく人生相談にも乗ってくれるので、悩み事があって思い詰めた時に帰ってこれる第二の故郷のような場所です。

フリーサイト

サイトに関して、フリーサイトはこんな感じです。

下が芝生になっていてペグがしっかり目に打てるゾーン

ちょうど良い高さに木がたくさんあるのでハンモックを使うのに丁度良いゾーン

海からの風は防風林がしっかりと守ってくれるのでかなり過ごしやすい環境です。

フリーサイトを使用する際には道の脇に車を止めてオッケーなので荷物の移動も楽ちんです。

オートサイト

オートサイトがこんな感じ。

個別の電源を確保してくれているのでとても過ごしやすそうです。

オートサイトはそれぞれの区画が星座になっているなど遊び心も満点です。

看板代わりになっているのは海に流れ着いた浮き玉です。

石垣島のビーチクリーン活動も積極的に行っているオーナーが本来ゴミになる浮き玉を有効活用しています。

浮き玉をゴミとして処分しようとするとお金がかかるため、だったら看板にしちゃおうということで元々あった看板を全部浮き玉に変更したそう。

ほとんどすべての看板が浮き玉でできていて面白いですよ!

【知念商会】石垣島のご当地B級グルメ「オニササ」が美味しすぎた。石垣島のご当地スーパー 「石垣島にきたから何か有名なものを食べたいな」と考えるあなたは「オニササ」を知っていますか?オニササとは現地のスーパー「知念商会」で食...

伊野田オートキャンプ場での1日

入口はこんな感じ。タイヤでできていて入口から遊び心を感じます。

キャンプ場内は車を徐行させてゆっくりと進みます。徐行と書いてある看板も浮き玉でできています。特徴的な看板なので何度も見てしまいます。

キャンプ場に着いたらまずは管理棟へ向かい、オーナーにお金を支払います。

遅くなる場合は事前に電話でオーナーに伝えておけば翌朝の支払いでも大丈夫だそうです。
お金を払う際に、キャンプでの心配事などがあればオーナーに相談してみましょう。

レンタル品が豊富に用意されているので相談内容に応じて必要なものを貸してくれます。



また、ハンモックを使いたいとか、海の近くが良いとか理想の過ごし方を伝えればそれにあった場所に案内してくれたりもします。オーナー様様です笑

お金を支払終えて、テントを張ったらキャンプ場での時間を楽しみます。

僕は海の近くが良かったので海まで徒歩10秒で行ける場所にテントを張りました。

テントの側にこんな道があります。

この道を10秒歩くとビーチに到着!石垣島の海を見ながら本を読んだり、コーヒーを飲んだりしてゆっくりとした時間を過ごせました。

海で過ごす以外にも伊野田オートキャンプ場はバードウォッチングの穴場としても有名らしく、様々な鳥の姿を観察することもできます。

子供が遊べるような広場も用意されているため、ファミリーでのキャンプでも安心です。休日にはたくさんの子供が広場を駆け回っていて微笑ましかったです。

日が暮れてきたところで焚き火がしたくなってきたので薪を売ってないかオーナーに相談するとその辺の木を集めて燃やせば良いととのこと。

薪を買うのではなく木を集めるということに秘めていた子供心をくすぐられました。

ちなみに木を集める際はホウオウボクの実も一緒に拾っておくとよく燃えますよー!

夜は集めた木を燃やして焚き火を楽しみました。

ちょうど良い形の木が落ちていたのでずっとやってみたかった肉の丸焼きにも挑戦しました。

これも薪ではなく、木を拾って焚き火をする伊野田オートキャンプ場だから実現できたことです。

焚き火の後はシャワーです。シャワールームはこんな感じ。

200円で7分間シャワーを浴びることができます。

シャワーを終えて、テントに帰るときに空を見上げると満点の星空が広がっていました。

石垣島も属する八重山諸島の星空は世界的にも有名で日本初の星空保護区にも認定されています。

石垣島の星空を堪能すべく、ビーチへと移動して星空を堪能しました。

その後はテントへ戻り、フクロウや猫、野鳥の鳴き声と海の波の音を楽しみながらぐっすりと眠ることができました。

まとめ

伊野田オートキャンプ場で石垣島の大自然が満喫をすることができました。

綺麗な海はもちろんですが、鳥の鳴き声や波の音を聞きながら眠る夜は人生最高の夜でした。

伊野田キャンプ場でキャンプをするためだけに全国からリピーターさんがいるそうです。
僕も無事にリピーターの仲間入りです。

石垣島で最高のキャンプを過ごしたいと考える方は是非立ち寄ってみてください。