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【簡単】SaaSってどんな意味?就活生のためにわかりやすく徹底解説

こんにちは。

皆さんはSaaSという言葉を聞いたことはありますか?

SaaS市場が今非常に盛り上がっていることもあり、就活生の皆さんもSaaSという言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

そこで今回の記事ではSaaSとは何なのかを分かりやすく解説させていただきます。

SaaSのことをよく分かっていない方や、概念を知りたい方は参考にしていただければ幸いです。

SaaSとは?

SaaSとは「Software as a Service」の略のことです。

ソフトウェアやアプリケーションをインターネット等のネット上で利用者がサービスとして利用する形態のことを指します。

これまで、ソフトウェアはパッケージ化されたものが販売されていましたが、SaaSを用いることでソフトウェアは提供者側で稼働し、利用者はパソコン等にインストールせずにサービスの利用ができるようになりました。

例えばGmailなんかもGoogleのクラウド上にあるアプリケーションをインターネットを通じて利用しています。

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SaaSのメリット

今、大流行中のSaaSですが、大流行しているのには理由があります。
ここでは流行を支えているメリットを紹介していきます。

①即日で導入が可能

1つ目のメリットは導入が簡単なことです。

SaaSはインターネットを介してサービスを利用するため、ソフトウェアのインストール作業が必要なく、環境を構築する必要もありません。

アカウントを取得すればすぐに利用ができるため、専門的な技術がなくてもスムーズに導入が可能です。

②アクセスや情報共有が簡単

2つ目のメリットはアクセスや情報共有が簡単なことです。

SaaSのサービスはアカウントベースで管理されているため、インターネット環境があればログインIDとパスワードでどこからでもアクセスが可能です。

また、他の誰かがデータ等の編集や、情報を共有するとそれがソフトウェア上にすぐに反映されるため情報のリアルタイムでの共有も可能になります。

③保守運用コストの削減

3つ目のメリットはシステムの保守運用コストを削減できることです。

SaaSのサービスでは、セキュリティ対策や機能アップデートをベンダー側が担います。

時代に合わせてベンダー側でガンガン機能がアップデートされていくため、自社で管理する必要がありません。

SaaSのデメリット

ここまでSaaSのメリットを紹介してきましたが、便利な反面でデメリットも存在します。
ここではそんなSaaSのデメリットを紹介します。

①個別カスタマイズができない

1つ目のデメリットは個別カスタマイズができないという点です。

SaaSはクラウド上に用意されているソフトウェアを利用するサービスとなっているため、企業によって個別カスタマイズをすることは難しいです。

そのため、完全に自社仕様にはできず企業側がSaaSサービスの仕様に合わせて利用する必要があります。

②提供企業の都合に合わせる必要がある

2つ目のデメリットは、提供企業の都合に合わせる必要があるという点です。

SaaSは基本的にベンダーの都合でメンテナンスが入ったり、機能改善が行われます。

そのため、仕様が急に変わったり提供会社の都合でメンテナンスが入り、その期間にサービスが利用できなくなる可能性はあります。

③セキュリティ面が不安

3つ目のデメリットはセキュリティ面の不安です。

SaaSのプロダクトはID/パスワードでログインをして利用するため、ユーザー側ではID/パスワードの管理や誰がどのサービスを利用できるかのアクセス制御が必要となります。

インターネットを用いて利用することが基本となるため、そこを不安に思われる方も多いです。

SaaS企業によくある職種

続いてはSaaS企業に存在する職種について解説していきます。
実際にどんな仕事をするのかをイメージするためにも参考にしてみてください。

マーケティング

マーケティング職の役割は社内の営業マンが営業するための見込み顧客を獲得することです。

そのために、マーケティング戦略の立案・実行やオウンドメディアの立ち上げ・運用、広告運用など多岐にわたる業務を担当します。

マーケティング職が獲得した見込み客の数が、インサイドセールス/フィールドセールスの成果に直結するためSaaS企業における心臓的役割と言っても過言ではありません。

0から顧客を作っていく仕事なので、ハードな仕事ではありますが成果が数字として分かりやすく現れるためやりがいのある仕事です。

インサイドセールス(営業)

営業はマーケティング職の人間が獲得した見込み顧客に契約してもらうことを目指す職種です。

その中でもインサイドセールスとは電話等を活用して社内から営業を行う職種のことを指します。

電話のみで営業を完結させることもあれば、アポイントを獲得してフィールドセールスに商談を渡す場合もあります。

インサイドセールスの醍醐味は一番最初にお客様と接触できることにあります。

お客様が何故自社プロダクトに興味を持ってくれたのか、どんな課題を抱えているのかを温度感高く聞けるのはインサイドセールだけです。

そのため「営業×マーケティング」両方の視点を持ち合わせながら働くことができる仕事です。

フィールドセールス(営業)

フィールドセールスとは先に紹介したインサイドセールとは違って実際に見込み顧客の元へ足を運んで商談を行う職種です。

皆さんがイメージされている営業に一番近いのがこの職種です。

インサイドセールスが獲得してくれたお客様と商談を行い、契約の締結までを責任を持って担います。

フィールドセールスの醍醐味は直接お客様と商談ができることです。

商談の成約率を上げるためにも、社内でインサイドセールスとの協力が必須になってきたり、契約後にしっかりサポートするためにカスタマーサクセス部門との連携が必要になったりと、社内でもたくさんの人と連携する必要がある仕事です。

営業としての能力だけでなく、社内での調整力も身につく仕事となっています。

カスタマーサクセス

カスタマーサクセスとは、契約後のお客様にサービスを継続的に利用してもらうために、サポートしていく仕事です。

SaaSサービスは継続的に利用してもらうことが重要なため、カスタマーサクセスは非常に重要な役割です。

SaaS企業のカスタマーサクセスチームの特徴はただの質問窓口ではないことです。

お客様が最終的に実現したいことを聞き出した上で、サービス活用の提案や場合によっては自社の他のサービスを営業するなど能動的な行動が求められます。

受け身ではなく能動的な働きかけを行うことでお客様から信頼を得て長期的な関係を築くことが求めらる仕事です。

エンジニア

エンジニアはシステムの新規開発が主な仕事となります。

エンジニアと言ってもアプリ開発エンジニアやサーバーサイドエンジニア、フロントエンジニアなど担当する分野によって職種は様々です。

SaaSサービスは顧客に継続利用してもらうことが重要なため、エンジニアは継続的にサービスの改善をし続ける必要があります。

機能改善が多くのお客様に影響を与えるため、貢献している意識を持ちやすい仕事です。

また、SaaS企業にとってエンジニアは命なため、待遇が手厚く開発環境も整えられている場合が多いのも特徴の一つです。

エンジニアにとってSaaS業界は働きやすい環境と言えます。

SaaS企業への就職をオススメする理由

私がSaaS業界をオススメする一番の理由は「将来性の高さ」です。

この記事でも紹介してきたように

・導入の手軽さ
・自由なアクセスと情報共有
・保守運用コストの削減

などが評価されて今SaaS業界はかなり注目されています。

成長している市場で働くことと上位のポジションが空きやすかったり、その業界での経験があることが市場価値につながりやすいです。

また、SaaS企業は商品を導入してもらうだけでなく、「継続的に利用してもらうこと」が重要視されています。

そのため、常にお客様に満足してもらうことを追求して働くことができるため精神的なストレスも比較的少ない環境であると言えます。

上位のポジションが空きやすく、顧客貢献を常に感じながら働ける環境であることからSaaS企業はオススメの就職先であると言えます。

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まとめ

いかがでしたか?

今回はSaaSとは何かを就活生の皆さんに分かっていただけるよう解説しました。
SaaS企業への就職を考えている方は是非参考にしてみてください。

この記事を読んでくれたあなたのSaaSに対する理解度が少しでも上がっていれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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